2025.03.08

花粉症と東大友内科

3月に入りスギ・ヒノキの花粉量がかなり増えています。ウェザーニュースによると今年の花粉飛散量は、平年と比べると、過去10年で最も多いか、それに匹敵する飛散量となると予想されており、全国平均では平年比で1.65倍となる予想で岡崎市周辺も同様のようです。花粉症の患者様はしばらく気の抜けない時期が続きます。
花粉症は医学的には『季節性アレルギー性鼻炎』と呼ばれ、鼻の粘膜が炎症を起こし鼻水・鼻づまり・くしゃみなどが引き起こされる病気です。またこれらの症状により咽頭痛や頭痛、集中力の低下なども引き起こされ、花粉が舞う時期は長く続くため厄介な病気です。

治療法ですが、まずは花粉を身体に入れない事が重要ですが、その他に内服薬・点鼻薬・点眼薬等を組み合わせて治療にあたります。なお点鼻薬には、大きく分けて「ステロイド点鼻薬」と「血管収縮点鼻薬」がありますが市販薬の多くは血管収縮性点鼻薬です。これは即効性があるものの、しばらく続けると粘膜に傷が付いてしまい薬剤性鼻炎を引き起こす事があるので注意が必要です。またクリニックで処方可能なステロイド点鼻薬薬の中には鼻炎だけでなく眼の痒みにも同時に効果がある薬剤(フルチカゾンフランカルボン酸エステル)もあるのでお困りの患者様に有効です。その他に東大友内科では漢方薬を用いる治療法も提案出来ます。普段の定期診療の際にご相談頂いて花粉症の加療も対応可能です。お困りの症状があればご相談ください。

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